再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
〜丈慈side〜

ホワイトデーをバリのヴィラで過ごし、レジデンスの設計も本格的に始まった。

写真を見ながらイメージを膨らませて行く。

そしてヴィラでの天音を思い出してしまうと頬が緩み、大河に白い目で見られる。

仕方ないだろ。
あの天音がついに自分から誘ってきたんだぞ。

あの時俺は嬉し過ぎて案の定暴走した。
やっぱり少し無理させたよな。

しかもあの日を堺に俺はどうやらタガが外れてしまったようで、歯止めが効かない。
天音が可愛すぎる。
反応も全て。

いろんな女を相手してきたが、天音を相手にする時のような抱き方はしなかったし、暴走するなんて事もなかった。

愛しい女が相手だとこうも変わってしまうらしい。
自分でもびっくりだ。
愛おしくてたまらん。
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