再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
結婚式
〜天音side〜
コンクールが終わった後朝まで寝ずにベッドで会えなかった時間を取り戻すかのように愛し合い、本当は結婚式の時に提出するはずだった婚姻届も「待てない」とポロっと私が口から出すと、丈慈は次の日にはさっそく提出してきて私はあっという間に神楽天音になった。
そして引越しまでしてしまった。
丈慈も私も二週間ですら待てなかった。
いよいよ今日、待ちに待った結婚式。
「やばーい!」
ママと翠ちゃんが私の周りをぐるぐる回っている。
「丈慈、喜ぶかな?」
私は今あのYUIのウェディングドレスに身を包み控室にいる。
前髪ごと綺麗にひとつに纏められ、繊細な刺繍の施されたそのドレスはこの世の物とは思えないような見事なドレスだった。
背中は大きく開いていて、普段あまり露出しない服を着ている私はどうも落ち着かない。
コンクールが終わった後朝まで寝ずにベッドで会えなかった時間を取り戻すかのように愛し合い、本当は結婚式の時に提出するはずだった婚姻届も「待てない」とポロっと私が口から出すと、丈慈は次の日にはさっそく提出してきて私はあっという間に神楽天音になった。
そして引越しまでしてしまった。
丈慈も私も二週間ですら待てなかった。
いよいよ今日、待ちに待った結婚式。
「やばーい!」
ママと翠ちゃんが私の周りをぐるぐる回っている。
「丈慈、喜ぶかな?」
私は今あのYUIのウェディングドレスに身を包み控室にいる。
前髪ごと綺麗にひとつに纏められ、繊細な刺繍の施されたそのドレスはこの世の物とは思えないような見事なドレスだった。
背中は大きく開いていて、普段あまり露出しない服を着ている私はどうも落ち着かない。