再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
唇が離れ、丈慈はボディーソープを手に取るとゆっくりと私の身体を洗い出した。

「じ、自分でするよ?」

「いいから」

「んじゃ私もする」

私もボディーソープを手に取って丈慈の身体を洗う。
すべすべしてる…

肩も胸も腹筋もいつ見ても完璧なプロポーションだ。
男性の身体を美しいと思ったのは丈慈だけだ。
まぁ、比べる対象がいないけど他は知らなくていい。

なんか…初めての事で余計にドキドキする。

するとクルッと向きを変えられ丈慈の手が背中を沿う。

スーっと指で。

洗ってないじゃん。

そして後ろから抱きしめられその手は太ももへとゆっくり降りていく。

片方の手は胸を包み込み持ち上げるように動いている。

「んっ…」

キュっと胸の頂点を摘まれれば勝手に声が出てしまう。

丈慈はそのまま後ろでしゃがんで私の脚を撫でるように洗う。

そしてまたジャーッとシャワーを浴びせられ向き合うと二人の身体から泡が消えて行った。
< 252 / 286 >

この作品をシェア

pagetop