再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
恥ずかしがりながらも結局諦めた天音はかなり際どい水着に着替えた。

「似合ってるよ。凄く」

俺は今すぐにでも襲ってしまいたい衝動をなんとか抑え天音とプールに入った。

そしてお互いサンオイルを塗ってこれでもかと日焼けをする。

二人でチェアにうつ伏せになって並ぶ。

「最高」

天音はそう言って目を瞑る。
俺からしてみればティバックのビキニが最高な眺めだ。
しかもトップのビキニも今は背中の紐をほどいていて無防備すぎて視覚的刺激がヤバい事になっている。

「ああ、本当最高だな」

ここがプライベートプールで良かった。
こんなセクシーな姿、他の奴に見せるわけにいかない。

俺だけの特権だ。
本当に最高。

「え、なんか変な意味で言ってない? それ」

げ。
声のトーンでバレたか。

「はははは! バレた?」

「バレバレー。丈慈もカッコいいね。いつも思ってるよ」

うわ。
天音がなんだか今日は開放的になっている。

ここへ来てからのルールとして俺たちはせっかくだからと日本語を禁止にした。

二人で話す時もスペイン語だけ。
それもあってか、普段あまり言わないような事を言ってきた。

< 260 / 286 >

この作品をシェア

pagetop