再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する


「結婚式とかいつしたんすか?」

「今年の6月だよ。急に外でパーティー中にめっちゃ雨降ってきてよ、あれはヤバかった。楽しすぎた」

私もうんうんと頷く。

「ははは! いっすね! 6月だと確かまだ俺美空と付き合ってなかったな。ドレスはやっぱりYUIすか?」

また話しかけられる。

「もちろん! ヘアメイクは美空ちゃんがしてくれたんですよ! 式の予定あるんですか?」

「まだ何も。でもしたいとは思ってるけど」

「楽しみー!」

そんな感じで3人で話して、泊まればという丈慈にやんわり断って大地くんは帰って行った。

「ふふふっ、初大地くんだ」

「イケメンだったろ? 美空一筋って感じだよな」

「本当にね」

「天音、お風呂入ろう」

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