再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
その後、まさかと思いバッグの中身を確認すれば見覚えのないキーホルダーのような物が出てきた。

GPSだ。

すぐさま破壊する。

あとはないかと探すもさすがになかった様だ。

「信じらんねぇ」

バコンとお袋に叩かれる。

「だから言ってるでしょ! 好き放題腰振ってんなってのよ!」

俺は開いた口が塞がらない。
ドアの向こうでは、高一になった翠が笑ってる。

「猿ね」

翠め。翠を睨めば、その後ろには美空もいて一緒になって笑っているではないか。

確かにあの女、いつもタイミングよく現れるんだった。
俺もちょうどいいからそのまま遊んでたけど、まさかGPS付けられてたのかよ。

しかもぬいぐるみを急に待たせられたかと思えば盗聴器まで。

気持ち悪すぎる。
一気にアソコが縮み上がった。
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