再会した御曹司は純情な彼女を溺愛する
「クククク。悪い。あとは俺がやる」

そう言って丈慈に着物が取り払われ、長襦袢だけの姿になる。

これもこれで恥ずかしい。

そんな事を思っていればそのままベッドに押し倒され私の上にまたがった。

そして顔が近づきキスが降ってくると下唇をパクッと咥えられ吸い上げられた。

また起き上がり余裕の笑みを見せる丈慈。
私を見下ろしながらネクタイをグイっと緩め一気に首から引き抜いた。

なんて色っぽいんだ。
私は何を見せられているのか。

そのまま丈慈はベストとワイシャツも全部脱いだ。

鍛え上げられた見事な筋肉に見惚れてしまう。
男性らしい肌色に張りのある綺麗な肌。

思わず丈慈の胸に手を伸ばす。

あの日は初めてでそれどころじゃなかった。
こんなに凄かったんだ。
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