ホスト様の隣は私
「心配するな、アイツは捕まったぞ」


そっか、やっと…


「ただ、警察が今後お前に話しを聞きたいと。

辛いだろうが、頑張ろうな?」


それはもう仕方ない。

嫌だけど、話さないわけにはいかない。


わかってるけど…


「怖いか?」

「うん」

「大丈夫だ。俺がお前の隣にいるから」


………ほんとに?

まだ、私と隣にいてくれるの?


「來斗の隣にいてもいい、の?

たっくさん迷惑かけたのに」


私が言うと、來斗は呆れた顔をしていた。

なんで?どうして?
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