ホスト様の隣は私
「私、帰っちゃダメなの?」

もう、あの家に帰っちゃダメなのかな…


「何言ってるの。いつでも帰ってきていいわよ!

でも、美桜はきっと相間さんのとこにいるはずだから」


へ?來斗のとこに?


「今はわからなくても、そのうちわかる日が来る。

絶対そうなるってこと。

でも、忘れないで。

私は美桜のこと大好きだからね

いつでも帰ってきていいし、頼ってくれていいのよ!

貴方の実家は私の家なんだから」


叔母さん…

すごく優しく笑って私を見ている叔母さん。


ほんとの母親のようだった。


「うん!ありがとう!」

「さ、相間さんのとこへ行きなさい!

待ってるわよ?」


そういえば來斗は気づいたらいなかった。

病室に戻ったのかな。
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