ホスト様の隣は私

美桜side

私は次の日、叔母さんと退院してきた。

退院して４日経っている。


今日は叔母さんと一緒におばあちゃん家に行くことになっていた。


「美桜、準備できた？」

「うん、できたよ」


緊張するし少しまだ怖いけど…

勇気を振り絞らないと。


「じゃあ、行きましょうか」

「うん」


そうして、私たちはおばあちゃん家に向かった。



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出発して２時間。

電車に揺られて、ようやくおばあちゃん家に着いた。


「美桜、大丈夫だから」

「うん」


叔母さんの後ろから、ゆっくりと家に入る。


懐かしい。

４年ぶりかな、ここに来るの。


「おや、清美。と、美桜。久しぶりだねぇ」

優しく出迎えてくれたおばあちゃん。


おばあちゃん、相変わらず綺麗。

昔から、見た目が凄く若くて綺麗。


「久しぶり…」

「美桜、こっちにおいで。お顔を見せて」


「ほら、美桜。行きなさい」


叔母さんは、私の背中を押した。

勇気をください、來斗…