ホスト様の隣は私
「何、当たり前のこと言ってるんだい

美桜、いつでもおいで。

あ、相間さんって人も今度連れておいで」


え?來斗のこと知ってるの?

まぁ、多分お喋りな叔母さんから聞いたんだろうけど…


「うん、わかった」

「さて、お昼ご飯にしようかね。

今日は美桜が来るって聞いてたから、美桜の好きな物たくさん作っておいたよ」


と、優しく笑ってるおばあちゃんが言っていた。

おばあちゃん、私の好きな物覚えててくれたんだ。


今思えば、私の誕生日やご飯は

いつも私の好きな物ばかりだった。


なのに私は、それを忘れ勝手に嫌われてると思ってたけど…

ちゃんと、好きだよって言ってくれてたようなもんじゃん!

バカだなぁ。


それからは、おばあちゃんが作ったご飯を食べて

夕方私と叔母さんは帰ることにした。
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