ホスト様の隣は私
「まぁまぁ、いいから!

ほら、何頼むか決めようよ〜」

「ありがとう…

私はBランチにしようかな〜」

「じゃあ、私はAランチ!」


と言って、スムーズに注文してくれた。


「美桜ちゃん、ほんとに來斗に愛されてるよね!」

「えっ」


いきなり言われたもんだから、すごく驚いた。

忘れてたからね…

紗羅ちゃんが來斗のお客さんだって。


「安心して!私は美桜ちゃんの味方だから!

まぁ、あまりいい気もしてない姫もいるみたいだけどね…」

と、苦笑いの紗羅ちゃん。


やっぱりそうだよね…

自分の推しが彼女いるなんて…

しかも、目の前で公開告白しちゃったし。
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