ホスト様の隣は私
ゆっくりと出勤する支度をしてると、美桜が帰ってきた。

早!もっと遊んで来いよ!


「ただいまー!」

「おかえり」


なんか、不思議だ。

いつもは逆だからな。


でも美桜は、なんか楽しそうだった。

楽しかったんだろうな。


「いつもと逆で、落ち着かないね」

「あぁ、そうだな。楽しかった?」

「うん!いいことも聞けたし〜!」


と、ルンルンしてる美桜。

いいことってなんだ?


「いいことって?」

「ん?秘密♪」


秘密♪って…

まぁ、いいか。


「そっか。

俺、今日ミーティングあるからもう仕事行く。

夜はハンバーグ食べたい」

「わかった!作っておくね」


俺は美桜にキスをして、仕事に向かった。
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