ホスト様の隣は私
「じゃあ、そうと決まれば!

明日、お前ん家行って美桜の荷物取りに行こう」

「そうだね」

「あと、部屋探しも」

「え?」


部屋探しも?私と一緒に?

どうして?


「しばらく俺と暮らすわけだし、美桜が気に入る部屋見つけるぞ」

「それは、來斗が住みたいとこを探さないと」

「うるせぇ。俺は、美桜が住みたいとこに住みたい」


來斗の考えてることが、時々わからない。

私を中心に物事をいつも決めてくれるけど…

全く理解できないよ。


でも、そんな來斗に私は救われてるんだ。

いつもありがとう。
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