ホスト様の隣は私
「ありがとうございます。

お言葉に甘えさせてもらいます」


「それと、明後日までお前は休み。

美桜ちゃんの傍にいてやれ」


オーナーの優しさだろう。

すごく助かる。


「ありがとうございます」


「とりあえず、秀次のことは俺に任せておいて。

大事にならないようにどうクビにするか考える」


クビは確定

オーナーも同じ考えでいてくれて安心した。


「はい。お願いします」

「じゃあ、さっさと帰って美桜ちゃん安心させてやれ」

「はい、そうさせてもらいます」


俺はオーナーにお礼を言って、すぐに美桜が待つ家に帰ることにした。

途中でケーキを買って。


美桜は甘いものが好きらしいから、ケーキで少しは元気になってもらおうと。

俺は、相当美桜に惚れてるんだって思ったら笑えてくる。
< 56 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop