ホスト様の隣は私
來斗がシャワーから上がってきたと同時に、オムライスも完成。

私の分もちゃっかり作っちゃった!


「美味そう」

「そう?ほら、食べよ」

「おう。いただきます」


私たちは一緒にオムライスを食べる。


來斗は深夜に帰ってくるし夕方にはお店に行っちゃうから、基本夜ご飯は一緒に食べることは少ない。

來斗の休みの日くらいしか。


だから、なんか新鮮だなーって思う。


「ねぇ、來斗?」

「ん?」


彼女のこと、聞かないとね。

いるよって言われたら私…どうするんだろう。


「來斗は彼女いないの…?」

「は?何言ってんの?」


意味がわからない顔をする來斗。

え?なんか聞いちゃまずかった?
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