モテすぎ男子に溺愛されてます!
ふらっとしたけど、隣にいる理子に心配をかけたくなかったから、何もなかったかのように体勢を持ち直した。



「大丈夫なの?」



「うん、うん!大丈夫っ!」



笑顔で頷いて教室を二人で出る。



誰かからの視線を背中に感じたけど、多分それは気のせいだろう。







「佐々木さん!そっちボール行ったよ!?」



「え、あっ!?」



頭の上を通過したボール。



反応が遅れてボールは触ることすら出来なかった。



今は体育でバレーボールをしている。



私はどちらかと言うと運動はできる方だし、特に球技は得意だ。
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