モテすぎ男子に溺愛されてます!
「あーもー、泣くなって。そんなに心配なんだったら一緒に作ったらいいじゃん」



「えっ……一緒に?」



「うん。別に元から全部一人でやらせようとしてねーよ。一緒に作ろ」



私がいっしよに作ったら足でまといになるはず。



元から一人で作らせようとしてなかった、なんて。



そんなの優しすぎるよ。



「……うんっ、うん!!早く作って早く食べよ!」



火傷……というか熱い水がかかった箇所に水を当てながら、私は精一杯の笑顔を向けた。
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