恋愛日和 いつの日か巡り会うその日まで

『‥‥日和』

「ンッ‥‥はぁ‥‥アアッ」



胸の頂が隼人君の手と唇に包まれて
一気に体が熱を帯びていく。
口内にそれらが含まれると
体は跳ねて大きくそり始め、
私はされるがまま体が熱くなった。



下も脱がされて丁寧に愛されると
止まらぬ声も抑えられなくて
意識が飛びそうになる私の手をずっと
握っていてくれた。





「隼人く‥‥‥アアッ‥‥」



暫くすると、手は動かされたまま
右足の傷口に舌が這い
丁寧に舐められていき体が強張る


気持ち良過ぎて意識も朦朧とし、
真冬なのに暑くてたまらない‥



『日和‥‥横向いて』


息も上がり自分の力で動けない私は、
ゆっくりと隼人君の力を借りて
体の向きを変えた。


『ツラかったら言って‥‥
 ‥‥‥もう中に入りたい。』


「ンッ‥‥‥えっ?‥‥アっ!!」


後ろから抱き抱えられた状態で
隼人君と繋がると一気に気持ちが昂り
目の前がチカチカする


こんな体制なのに
背中に触れている肌と抱きしめられる
腕に安心感を与えてくれている


きっと‥‥
足を広げる事が怖い私の気持ちが
伝わってると思うから
こうしてくれたんだと思う




『‥はぁ‥‥ッ‥平気?』


「‥大丈‥夫‥‥隼人君‥は?」


私のことばっかり
いつも気にかけてくれるから
余裕なんてないけど心配したい


『‥はぁ‥‥良過ぎておかしくなる』


ドクン


耳元で囁かれ胸が苦しくなる


『日和の中‥‥あったかくて
 ずっといたい‥』


「‥‥アアッ!!」


突如始まった優しい律動に
大きな声が出てしまう


どうしよう‥‥
恥ずかしいのに‥気持ちいい‥‥


律動だけならまだしも
後ろから包み込んできた手が胸を包み
心音がどんどん速くなる


目の前のチカチカが
律動の激しさと共におかしくなり
昂る心音と汗ばむ肌に
隼人くんの手を握りしめた



隼人くんの律動も早くなり熱い吐息が
耳に何度もかかり私はそのまま
フェードアウトしてしまった
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