あの日、私と君は恋に堕ちた
______________________

    ▷夜
______________________



「はっ、お前結局来たんだな優恵」

「別にいいじゃん…」

私は少しほんと少しだけ興味があった。
「よし、行くか」

「え?ちょ、どこに?」

「内緒〜」

______________________

       ▷星の街 高台

______________________
「目、早く開けさせてよ」

「あと少し待てって」

「さっきからそればっかり…」
目隠しを外された。

「ぇ、な、にここ、綺麗」

「だろ?ここはな“星の街の高台”だ」

「ホシノマチ?なにそれ」

初めて聞いたそんなところ。

「しらないのか?意外だなwww」

「わ〜ら〜う〜な〜?」

「まぁ、でもこんなの観てたら嫌なことなんてぶっ飛んじまうだろ?」

たしかに……。
そんなことあったっけ?って思い始めた。

「うん……なんだかとっても、、」

「それなら明日謝っちまえ尚弥に」

「ちょっと、、、勇気出してみるわ」

< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop