死んでからも、愛してください。
それにしても。
綺麗な横顔すぎる…!!!
正面から見る顔も、横から見る顔も綺麗でかっこいいとかどうなってるの。
生ぬるい風がわたしと歩ちゃんの間を抜けていく。
ふわっと揺れる髪の毛にドキッとしてしまう。
…これが…大人の魅力か…。
「南」
「なにー?」
「……見すぎ」
顔はこっちに向けず、視線だけがぶつかる。
歩ちゃんの瞳はカラコンつけてるみたいに色素が薄くて、儚い。
あーあ…もっと、もっと近くで見れたらいいのに。