Only
「だって貴方、今日はにこりともしなかったわ。全身黒で、近づくなって雰囲気で。」

電話の相手はそう続けた。

きっと俺は必要以上に他人と関わろうとはしてこなかった。



関わることが、怖かった。


あの時から。
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