Only
探求者 -Y-





―お前のこと、知りたくてどうしようもなかったのに、肝心なことは何一つ聞こうとしなかった。
それはお前との時間を、夢のように感じていたから。
お前との現実を、見たくなかったから。


それでも確かに、お前を求めていた。
未来なんてみたくなかったのに、終わりからも目をそらしていた。―





Side Yousuke
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