Only
「よ……、すけ?」

明衣の不安そうな声が耳に届き、はっとした。





―なに、やってんだ。―




「いや、想像もしてない職業だったから驚いただけだ。全然、刑事にはみえないからな。」

「まぁ。……失礼ね。」

「でも~、そうですよ!なんか女刑事さんって、もっとごついイメージですもん。」

「お前はドラマの見すぎだ。」

サユの頭をぽんと叩いた。
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