オオカミ男子のニセ彼女⁉︎
3
「おはよ。おせーじゃん、明花」
「つっ……、月神くん⁉」
次の日の朝。急いで学校へ行こうと女子寮の玄関を出た直後、目の前に月神くんが現れた。
あまりにも不意打ちというか……、出待ちされてるなんて思ってもみなかったから。
「な……、何でここにいるのっ?」
と、変に動揺してしまう。
「何って、お前を迎えに来たんだよ。一緒に登校しようと思って」
まるで付き合いたての彼氏みたいなことを言う月神くん。
昨日、私の秘密を守ってもらうために、彼女のフリをするって話になったのは覚えてるけど。
こうして迎えに来てくれるどころか、本当の彼氏みたいな言葉をかけられて、なんだか無性にドキドキしてしまう……。
「つっ……、月神くん⁉」
次の日の朝。急いで学校へ行こうと女子寮の玄関を出た直後、目の前に月神くんが現れた。
あまりにも不意打ちというか……、出待ちされてるなんて思ってもみなかったから。
「な……、何でここにいるのっ?」
と、変に動揺してしまう。
「何って、お前を迎えに来たんだよ。一緒に登校しようと思って」
まるで付き合いたての彼氏みたいなことを言う月神くん。
昨日、私の秘密を守ってもらうために、彼女のフリをするって話になったのは覚えてるけど。
こうして迎えに来てくれるどころか、本当の彼氏みたいな言葉をかけられて、なんだか無性にドキドキしてしまう……。