一途な溺愛が止まりません?!〜従兄弟のお兄様に骨の髄までどろどろに愛されてます〜
28、そっとしてくださいね(★)
「兄様、お疲れ様です。紅茶入れておきました」
プリンツェッスィンは夜になり全てのことを終えたヴァールに紅茶を出し、ほほ笑みかけた。
二人はソファーに並んで座り、彼女の入れた紅茶を飲む。
「ありがとう。やっぱり王としての公務は大変だね。お父様の凄さを実感するよ」
「大丈夫ですよ。兄様もお父様のような、いえお父様以上の賢王になれます」
「あの人を超えるのは流石に無理じゃないかな?」
「そんなことないと思います。それに私もいます。精一杯兄様を支えます」
妻の凛とした真っ直ぐな眼差しを受け、ヴァールは嬉しく思った。
「ツェスィー、ありがとう。君がいれば出来る気がするよ」
彼は心の底から目の前の可憐な、しかし芯のある女性に感謝する。
「体調はどう?」
「お腹の子も順調に育ってます」
プリンツェッスィンはふふふと微笑み、自身のお腹を撫でた。ヴァールも妻のお腹を触り、微笑む。
「男の子かなぁ? 女の子かなぁ?」
「どっちでしょうね」
「どっちでもいいよ。僕たちの子ならどんな子でも嬉しい」
「……ところでヴァールお兄様。最近ご無沙汰ですが、寂しくないですか?」
「え?」
ヴァールはプリンツェッスィンが言った意味がよく分からないと首を傾げた。
「これをすれば妊娠中もエッチ出来るみたいです!」
プリンツェッスィンはジャジャーンといきなりヴァールにあるものを手渡す。それはゴムで出来た避妊具であった。
「ふふ、そんなに僕とエッチしたい? 僕は子供が産まれるまで待ってもいいんだけど」
ヴァールは困ったように妻に向かって微笑む。
「兄様はしたくないんですか?」
「したくないと言ったら嘘になるけど、身重のツェスィーに無理言いたくないからね」
プリンツェッスィンは頬を膨らませ、そして口を開いた。
「私はしたいです……」
「可愛いお姫様の希望とあらば」
ヴァールはそっと丁寧にプリンツェッスィンをお姫様抱っこし、寝室のベットにおろす。
二人は服を脱ぎ、生まれたままの姿になった。
「妊娠中なのでお口で出来なくてすみません。でも兄様がちゃんと満足できるように頑張りますね」
プリンツェッスィンはトンと手でヴァールを押し倒し、跨ってそう言う。
幼い容姿ながら艶やかな色香を纏う妻に俯瞰され、ヴァールも自身の男の象徴を大きくさせた。
「兄様可愛い。もう大きくなってる。ん〜、やっぱりこっちの方がいいでしょうか」
プリンツェッスィンは詠唱し、大人の姿になる。そしてその大きな双丘を使ってヴァールのものを扱いていった。
「ツェスィー。君がどんどん淫猥になってってなんと言うか……心配」
「え! 嬉しくないんですか?」
ヴァールは後ろに手をついて上半身を起こす。プリンツェッスィンは顔を上げ、ヴァールを上目遣いで見た。
「いや、嬉しいんだけど……何て言うか……。心配なんだよ。誰かにツェスィーを取られちゃう気がして」
「兄様、それは天地がひっくり返ってもありえないです」
「本当? ほら、性欲強いと他の人ともしたくなるのかなぁと……」
ヴァールは困ったように笑う。
「……性欲強いのは謝ります。でも仕方ないですよ。性欲オバケの娘なので。それに兄様も……」
「え?」
そしてよく分からないと首を傾げた。
「兄様も私に負けず劣らず性欲強いですよ?」
「そ、そっかなぁ?」
「だって初めてしてから愛撫しない日ないじゃないですか。妊娠してからもそれだけは止めませんよね?」
「ごめんなさい……。僕もずっとエッチしたかったです」
シュンとして目線を落とすヴァールを見て、プリンツェッスィンは微笑む。
「素直でよろしい」
そう言ったプリンツェッスィンは彼女の胸で完全に大きくなったヴァールのものにゴムをつけた。
「ふふ、じゃあ頂きますね」
「え? ツェスィー解してな」
ヴァールが全て言い終わる前にトンと彼を押し、上向きにさせたプリンツェッスィンは、ズンと一気に自身の既にとろとろに蕩けてる果肉に彼のものを挿入れる。
「ふぁあ。あっ。兄様……」
「ツェスィー?! ダメだよ! 全然解してないから痛いでしょ?!」
己のものを愛する妻から抜こうとしたヴァールは、プリンツェッスィンの脇に手を入れ持ち上げようとした。
「待ってください! 大丈夫です、痛くありません。兄様の扱いて……もうとろとろなんです。淫乱で……すみません……」
そう言ったプリンツェッスィンは愛する夫の両肩に手を置き、落ち着かせる。
「はぁ〜」
ヴァールは長い溜息をつきながら、プリンツェッスィンの両腕を掴んだ。
「に、兄様?」
ヴァールに嫌われたんじゃないかとプリンツェッスィンはおろおろして涙目になってしまう。
「ツェスィー、あんまり可愛いと困るんだけど?」
ヴァールの表情は仄暗く、笑っているのに恐ろしかった。
「僕も男だ。それに少なからず好きな人をめちゃくちゃにしたいとも思ってる。ツェスィーを大切にしたいから普段は自制してるけど、あんまり可愛いことされると自制出来なくなっちゃうよ?」
「兄様も狼になれるんですね」
「ツェスィーが知らないだけで、元々狼だけど?」
「兄様にめちゃくちゃに、されたいです……」
「……。はぁ〜。頑張れ僕。今はツェスィーは身重……」
ヴァールはプリンツェッスィンには聞こえない大きさで呟く。
「出産したら、楽しみにしてますね」
「覚悟してて? 僕はこれでもドSの息子だからね」
「ふふ、覚悟しておきますね」
二人は見つめあったあと、唇を合わせた。
「動くね」
「はい……。あっあっ! ん! あん!」
ヴァールは胡座をかき、膝の上にプリンツェッスィンを乗せながら挿入する。
ヴァールに奥を突かれる度に、プリンツェッスィンのたわわな胸がブルンと揺れ、彼は更に自身の血が滾るのを感じた。
「にい、さまぁ! あっ! ああ!」
「ツェスィー! はっ、んん!」
「「――!!」」
二人は抱き合いながら同時に果てる。ゴロンと寝転び、お互いの果てたあとの扇情的な表情を見合ったあと、笑い合った。
「兄様、愛してます」
「僕もツェスィーのこと愛してるよ」
そして二人は慈しむように口付けを交わし、二人の意識は微睡みの中に消えていった。
プリンツェッスィンは夜になり全てのことを終えたヴァールに紅茶を出し、ほほ笑みかけた。
二人はソファーに並んで座り、彼女の入れた紅茶を飲む。
「ありがとう。やっぱり王としての公務は大変だね。お父様の凄さを実感するよ」
「大丈夫ですよ。兄様もお父様のような、いえお父様以上の賢王になれます」
「あの人を超えるのは流石に無理じゃないかな?」
「そんなことないと思います。それに私もいます。精一杯兄様を支えます」
妻の凛とした真っ直ぐな眼差しを受け、ヴァールは嬉しく思った。
「ツェスィー、ありがとう。君がいれば出来る気がするよ」
彼は心の底から目の前の可憐な、しかし芯のある女性に感謝する。
「体調はどう?」
「お腹の子も順調に育ってます」
プリンツェッスィンはふふふと微笑み、自身のお腹を撫でた。ヴァールも妻のお腹を触り、微笑む。
「男の子かなぁ? 女の子かなぁ?」
「どっちでしょうね」
「どっちでもいいよ。僕たちの子ならどんな子でも嬉しい」
「……ところでヴァールお兄様。最近ご無沙汰ですが、寂しくないですか?」
「え?」
ヴァールはプリンツェッスィンが言った意味がよく分からないと首を傾げた。
「これをすれば妊娠中もエッチ出来るみたいです!」
プリンツェッスィンはジャジャーンといきなりヴァールにあるものを手渡す。それはゴムで出来た避妊具であった。
「ふふ、そんなに僕とエッチしたい? 僕は子供が産まれるまで待ってもいいんだけど」
ヴァールは困ったように妻に向かって微笑む。
「兄様はしたくないんですか?」
「したくないと言ったら嘘になるけど、身重のツェスィーに無理言いたくないからね」
プリンツェッスィンは頬を膨らませ、そして口を開いた。
「私はしたいです……」
「可愛いお姫様の希望とあらば」
ヴァールはそっと丁寧にプリンツェッスィンをお姫様抱っこし、寝室のベットにおろす。
二人は服を脱ぎ、生まれたままの姿になった。
「妊娠中なのでお口で出来なくてすみません。でも兄様がちゃんと満足できるように頑張りますね」
プリンツェッスィンはトンと手でヴァールを押し倒し、跨ってそう言う。
幼い容姿ながら艶やかな色香を纏う妻に俯瞰され、ヴァールも自身の男の象徴を大きくさせた。
「兄様可愛い。もう大きくなってる。ん〜、やっぱりこっちの方がいいでしょうか」
プリンツェッスィンは詠唱し、大人の姿になる。そしてその大きな双丘を使ってヴァールのものを扱いていった。
「ツェスィー。君がどんどん淫猥になってってなんと言うか……心配」
「え! 嬉しくないんですか?」
ヴァールは後ろに手をついて上半身を起こす。プリンツェッスィンは顔を上げ、ヴァールを上目遣いで見た。
「いや、嬉しいんだけど……何て言うか……。心配なんだよ。誰かにツェスィーを取られちゃう気がして」
「兄様、それは天地がひっくり返ってもありえないです」
「本当? ほら、性欲強いと他の人ともしたくなるのかなぁと……」
ヴァールは困ったように笑う。
「……性欲強いのは謝ります。でも仕方ないですよ。性欲オバケの娘なので。それに兄様も……」
「え?」
そしてよく分からないと首を傾げた。
「兄様も私に負けず劣らず性欲強いですよ?」
「そ、そっかなぁ?」
「だって初めてしてから愛撫しない日ないじゃないですか。妊娠してからもそれだけは止めませんよね?」
「ごめんなさい……。僕もずっとエッチしたかったです」
シュンとして目線を落とすヴァールを見て、プリンツェッスィンは微笑む。
「素直でよろしい」
そう言ったプリンツェッスィンは彼女の胸で完全に大きくなったヴァールのものにゴムをつけた。
「ふふ、じゃあ頂きますね」
「え? ツェスィー解してな」
ヴァールが全て言い終わる前にトンと彼を押し、上向きにさせたプリンツェッスィンは、ズンと一気に自身の既にとろとろに蕩けてる果肉に彼のものを挿入れる。
「ふぁあ。あっ。兄様……」
「ツェスィー?! ダメだよ! 全然解してないから痛いでしょ?!」
己のものを愛する妻から抜こうとしたヴァールは、プリンツェッスィンの脇に手を入れ持ち上げようとした。
「待ってください! 大丈夫です、痛くありません。兄様の扱いて……もうとろとろなんです。淫乱で……すみません……」
そう言ったプリンツェッスィンは愛する夫の両肩に手を置き、落ち着かせる。
「はぁ〜」
ヴァールは長い溜息をつきながら、プリンツェッスィンの両腕を掴んだ。
「に、兄様?」
ヴァールに嫌われたんじゃないかとプリンツェッスィンはおろおろして涙目になってしまう。
「ツェスィー、あんまり可愛いと困るんだけど?」
ヴァールの表情は仄暗く、笑っているのに恐ろしかった。
「僕も男だ。それに少なからず好きな人をめちゃくちゃにしたいとも思ってる。ツェスィーを大切にしたいから普段は自制してるけど、あんまり可愛いことされると自制出来なくなっちゃうよ?」
「兄様も狼になれるんですね」
「ツェスィーが知らないだけで、元々狼だけど?」
「兄様にめちゃくちゃに、されたいです……」
「……。はぁ〜。頑張れ僕。今はツェスィーは身重……」
ヴァールはプリンツェッスィンには聞こえない大きさで呟く。
「出産したら、楽しみにしてますね」
「覚悟してて? 僕はこれでもドSの息子だからね」
「ふふ、覚悟しておきますね」
二人は見つめあったあと、唇を合わせた。
「動くね」
「はい……。あっあっ! ん! あん!」
ヴァールは胡座をかき、膝の上にプリンツェッスィンを乗せながら挿入する。
ヴァールに奥を突かれる度に、プリンツェッスィンのたわわな胸がブルンと揺れ、彼は更に自身の血が滾るのを感じた。
「にい、さまぁ! あっ! ああ!」
「ツェスィー! はっ、んん!」
「「――!!」」
二人は抱き合いながら同時に果てる。ゴロンと寝転び、お互いの果てたあとの扇情的な表情を見合ったあと、笑い合った。
「兄様、愛してます」
「僕もツェスィーのこと愛してるよ」
そして二人は慈しむように口付けを交わし、二人の意識は微睡みの中に消えていった。