こんな恋はダメですか、先輩?
どうしよう、絶対可愛くして好きになってもらいたい!!


さっきの空気はどこへ行ったのか、私が笑顔で笑うと先輩もずっと笑ってくれていた。


電車に乗ってからもふわふわした気持ちで、浮いちゃいそうだって思ってた。


だって好きな人と一緒にお祭りに行けるんだよ?


そんなの嬉しいに決まってるじゃん!!


「先輩っ!!今日はありがとうございました!!また明日……」


「あ!!遊星!?久しぶりだね!!」


私が笑顔で手を振って別れようとした瞬間、先輩の隣を歩いていた女の子が現れた。


中学三年生の頃から、顔はあまり変わっていないのに、スタイルはよくてもっと可愛くなっている。
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