この夏の楽しさは、きみが教えてくれたから
福岡から青森までの長い距離を、飛行機で乗り継いで行くのは結構大変で…


「千夏、着いたよ。」

『あ、うん。分かった。』

飛行機の中で、私はいつの間にか寝てたみたいだ。


空港を出て、タクシーに乗り祖母の家に向かった。

窓から流れる外は晴れていて、反射する熱に
じんわり汗が滲んだ。


タクシーが停まって、祖母の家に着いた。



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