この夏の楽しさは、きみが教えてくれたから
家に帰ってすぐに、お母さんの所に行った。

『ただいま!お母さん、明日夜に花火大会に行ってもいい?』

「あら、急に何?別にいいけど、1人で?」

『ううん、友達と。』

「いつの間に、こっちで友達出来たの。」

びっくりした顔で、お母さんが私を見た。

「危ないから、帰りはちゃんと連絡するのよ。迎えに行くから。」

『わかったー、ありがと。』

母から許可してもらい、彼に連絡を入れた。

明日の夜18時半に駄菓子屋の前で待ち合わせることにした。



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