この夏の楽しさは、きみが教えてくれたから
「何か、食べるか。好きなもんとかある?」

『たこやき!』

「おっけー。」

2人で半分こしながら、近くのベンチに座って食べる。

『美味しいね。』

「ん。」

『あ、ちょっとヤケドしたかも。』

舌が少しヒリヒリとする。

すると彼は、
「ちょっと待ってな。」


と言い、かき氷を2つ抱え戻って来た。


「どっちがいい?」

『ありがと、じゃあ苺にしようかな。』

甘くて、冷たい。

彼がブルーハワイ味を食べているのを見て、 

最初出会った頃を思い出してしまった。












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