君のカラダに触れたい
自分で言って自分で首を傾げた。




_何言ってんだ俺。


幽霊と友達になったのか?いつの間に?



「と、友達…?」



少しだけ顔を赤らめて首を傾げる黒百合さん。




あぁ、可愛い。


食べたいくらいだ。



「で、でも、友達だとしても、大事な友達に人殺しなんてさせられないし!」


【 >< 】って感じの目をして、また涙目になって首をぶんぶん振っている黒百合さん。



「俺だって、そのセリフ言えますよ!」



俺がそう言うと、黒百合さんは、大粒の涙をポロポロ、次第にボロボロと流し始めた。




「と、とにかく、雄大くんはぁ、私の復讐の代行なんてしなくていいのぉ〜!」



また、ヒックヒックと声を上げて泣いている。


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