聖女になれなかったので魔法大国へ留学することにしたら、まさかの再会が待っていました
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正門を通り抜けて少し進んだ先に、臨時の受付が設けられていた。
マルティーナもさっそく列に並ぶ。
どうやら入学許可証を提示すると、寮の部屋の鍵を番号をもらえるらしい。
すぐに提示できるよう、自身の入学許可証を手元に準備しようした。
とそのとき、後ろから声をかけられた。
「貴方も留学生?」
振り向くと、明るい夜空を連想させるブルーブラックの髪が揺れていた。
大きな瞳はキラキラと輝いている。
一瞬で魅了された。
マルティーナはこちらも好印象をもってもらえるように、緊張を飲みこんで、できる限りにこやかに返事をした。
「ということは、貴方もなのね」
「そう。ファーマルズ公国から来たの。パウラよ。留学生同士、よろしくね」
パウラはマルティーナの後ろに並んだ。
(ファーマルズ公国……ってどこにあるんだったかしら?)
マルティーナもさっそく列に並ぶ。
どうやら入学許可証を提示すると、寮の部屋の鍵を番号をもらえるらしい。
すぐに提示できるよう、自身の入学許可証を手元に準備しようした。
とそのとき、後ろから声をかけられた。
「貴方も留学生?」
振り向くと、明るい夜空を連想させるブルーブラックの髪が揺れていた。
大きな瞳はキラキラと輝いている。
一瞬で魅了された。
マルティーナはこちらも好印象をもってもらえるように、緊張を飲みこんで、できる限りにこやかに返事をした。
「ということは、貴方もなのね」
「そう。ファーマルズ公国から来たの。パウラよ。留学生同士、よろしくね」
パウラはマルティーナの後ろに並んだ。
(ファーマルズ公国……ってどこにあるんだったかしら?)