君と最後の夜の花

きっとこのモヤモヤも仕事が進まない原因のひとつだ。
毎日毎日そんなことを繰り返してる間に残酷にも時間は過ぎていく。

今日も気付けば月が昇り始めていた。
半端な仕事に終止符を打ち、帰宅の挨拶を済ませる。

久々に定時で上がったし、スーパーでも寄って買い物して帰ろ。

そう思いながら会社を出ると目の前に彼がいた。
その姿を見た瞬間から目が離せなくなっていた。
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