夏の砂浜で、私はあなたと線香花火みたいな恋をした
「この話止めよ、これ以上笑ったら腹筋割れちゃう」




「そうだね、笑いすぎちゃう」





お腹はちょっと痛くなったけど、こんな日があってもいいな。





「花火ちゃん、診察の時間でーす」




「ありゃ、山田さん来ちゃったね。

じゃあ私は出ていくけどちゃーんと日記書いてよね!ばいばーい!」




「ばいばい!」





「あれ、花火ちゃんもう未来ちゃんと仲良くなったの?」


 


「うん、話してみたら気があったんだ。
山田さんは未来の病気について知ってる?」






「一応知ってるんだけど…まあ、あんまり良いものではないわね」






「未来から聞いたんだけどさ、未来の余命が1ヶ月って本当?」




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