【短編】ハナビラコイ

和紀(カズキ)は私にとっては初めての彼氏だった。

クラスでも人気の和紀が、私なんかに告白してきた時は、私の頭の中の大半を驚きでいっぱいにした。

でも、どこかで嬉しさがあった。


ドッキリ?って聞いたら和紀は一言

“ずっと好きだった” って

見てるこっちが恥ずかしくなってしまうぐらいのはにかむような笑顔を向けてきた。


私はそれだけで、泣きそうになったんだよ?

ドキドキしてた……



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