君は僕のもの〜ヤンデレ短編集〜
耳飾り
「それ、彼氏からのプレゼント?」
「いいな〜。××のイヤリングじゃないですか!」
会社の同期や後輩に口々に言われ、私はどこか照れ臭くなった。昨日の私の誕生日に付き合って一年になる大輝(だいき)くんがプレゼントしてくれたものだ。薔薇がモチーフになっていて、すごく可愛いんだ。とても優しい顔をして「毎日つけてね」と言っていたのを思い出す。
「ありがとう!とっても気に入ってるの!」
こんな素敵なものをプレゼントしてくれるなんて、想像すらしていなかった。大輝のことをもっと大事にしなくちゃ。
ーーーそう心から思っていた。
私の誕生日から三ヶ月が過ぎた。もうすぐ大輝くんの誕生日がやって来る。私の誕生日に素敵なプレゼントを貰ったんだから、私もプレゼントに手を抜くことは絶対にしたくない!
耳元でイヤリングが揺れる。プレゼントしてもらった日から、大輝くんに言われた通り毎日つけている。いつも耳についているのが当たり前になっていた。
「いいな〜。××のイヤリングじゃないですか!」
会社の同期や後輩に口々に言われ、私はどこか照れ臭くなった。昨日の私の誕生日に付き合って一年になる大輝(だいき)くんがプレゼントしてくれたものだ。薔薇がモチーフになっていて、すごく可愛いんだ。とても優しい顔をして「毎日つけてね」と言っていたのを思い出す。
「ありがとう!とっても気に入ってるの!」
こんな素敵なものをプレゼントしてくれるなんて、想像すらしていなかった。大輝のことをもっと大事にしなくちゃ。
ーーーそう心から思っていた。
私の誕生日から三ヶ月が過ぎた。もうすぐ大輝くんの誕生日がやって来る。私の誕生日に素敵なプレゼントを貰ったんだから、私もプレゼントに手を抜くことは絶対にしたくない!
耳元でイヤリングが揺れる。プレゼントしてもらった日から、大輝くんに言われた通り毎日つけている。いつも耳についているのが当たり前になっていた。