君は僕のもの〜ヤンデレ短編集〜
「ッ!」
耐えられず私は逃げようとした。でも翔にすぐに手を掴まれ、ソファに押し倒される。
「嫌!離して!」
逃げようともがくものの、掴まれた手は振り解けない。翔はため息をついた後、私の唇を奪った。何度もキスをされて体の力が抜けていく。唇がようやく離れた時、透明な糸がプツリと切れる。呼吸を整えている私に翔は言った。
「俺、傷付いたよ。結衣は俺のことをちっとも推してくれていないだね」
「ち、違う!推してないわけじゃ……」
「じゃあ何でコッコのグッズの方が多いんだよ!!」
大きな声を出され、私の体がビクリと震える。何も言えなくなった私を翔は撫でた。その目にある感情を知るのが怖い。でも、目を逸らさない。
「結衣に似合うのは黄色じゃない。紫だよ。それを俺がちゃんと教えてあげる。一緒に暮らそう。コッコなんてもう忘れさせてやるから」
そう言い、翔は着ている服のネクタイで私の手首を縛る。手首を縛るネクタイはどう頑張っても解けなくて、私は翔から逃げられなくなった。
耐えられず私は逃げようとした。でも翔にすぐに手を掴まれ、ソファに押し倒される。
「嫌!離して!」
逃げようともがくものの、掴まれた手は振り解けない。翔はため息をついた後、私の唇を奪った。何度もキスをされて体の力が抜けていく。唇がようやく離れた時、透明な糸がプツリと切れる。呼吸を整えている私に翔は言った。
「俺、傷付いたよ。結衣は俺のことをちっとも推してくれていないだね」
「ち、違う!推してないわけじゃ……」
「じゃあ何でコッコのグッズの方が多いんだよ!!」
大きな声を出され、私の体がビクリと震える。何も言えなくなった私を翔は撫でた。その目にある感情を知るのが怖い。でも、目を逸らさない。
「結衣に似合うのは黄色じゃない。紫だよ。それを俺がちゃんと教えてあげる。一緒に暮らそう。コッコなんてもう忘れさせてやるから」
そう言い、翔は着ている服のネクタイで私の手首を縛る。手首を縛るネクタイはどう頑張っても解けなくて、私は翔から逃げられなくなった。