君は僕のもの〜ヤンデレ短編集〜
チョコレート・キス
もうすぐ二月十四日ーーーバレンタインが近付いてきている。女の子が好きな人に告白をする一大イベントだ。私も今年は張り切っている。同じクラスでずっと片想いをしている男の子に告白するって決めているから。
日曜日の午前中、早速チョコレートのお菓子のレシピ本を見ながらクッキング開始!今日はお父さんとお母さんは弟の部活の試合を見に行っているからゆっくり練習できる。
「まずはチョコレートを溶かして……」
湯気やお湯が入らないように板チョコを溶かす。甘いものが好きって聞いたし、どんなお菓子が好きなのかもリサーチ済み。あとは私が上手に作るだけ!
時間をかけてようやくチョコレートケーキを作ることができた。一口味見をしたけど、悪くないと思う。でも心配だからお母さんに味見してもらおう。そこで「おいしい」って言われたら、このチョコレートケーキを彼に渡すんだ!
出来上がったケーキを冷蔵庫に入れようとした時、家のチャイムが鳴った。宅配便かな。
「は〜い」
日曜日の午前中、早速チョコレートのお菓子のレシピ本を見ながらクッキング開始!今日はお父さんとお母さんは弟の部活の試合を見に行っているからゆっくり練習できる。
「まずはチョコレートを溶かして……」
湯気やお湯が入らないように板チョコを溶かす。甘いものが好きって聞いたし、どんなお菓子が好きなのかもリサーチ済み。あとは私が上手に作るだけ!
時間をかけてようやくチョコレートケーキを作ることができた。一口味見をしたけど、悪くないと思う。でも心配だからお母さんに味見してもらおう。そこで「おいしい」って言われたら、このチョコレートケーキを彼に渡すんだ!
出来上がったケーキを冷蔵庫に入れようとした時、家のチャイムが鳴った。宅配便かな。
「は〜い」