君は僕のもの〜ヤンデレ短編集〜
そう言い、研二さんは私を一旦膝の上から下ろした後、部屋の棚を開ける。そこには私を着飾るための化粧品やアクセサリー類が入っていて、その中から研二さんはマニキュアやマニキュアを塗るのに必要な道具なども取り出す。研二さん、私よりメイクやおしゃれに詳しいし上手だ。
「はい、手を出して」
研二さんがニコニコしながら言い、私は手を差し出す。マニキュアを研二さんに塗られるのは初めてじゃない。
爪切りやネイルファイルを使って爪の長さと形を整えられる。こうすることでネイルの持ちが良くなるらしい。次に甘皮を処理されて、爪の表面を綺麗に磨かれる。まるでネイルサロンでネイリストさんに施術してもらっているみたいだ。
爪の油分を拭き取られ、ベースコートを塗られる。ベースコートを塗った方が綺麗に仕上がるらしい。ベースコートを塗った後、研二さんはテーブルの上に並んだマニキュアを見て訊ねる。
「どの色がいい?」
私は少し考えた後、「水色」と答える。監禁されてからずっと部屋の窓から空を見ていることが多い。そのせいか、空と似た青系やオレンジ系の色が好きになった。
「はい、手を出して」
研二さんがニコニコしながら言い、私は手を差し出す。マニキュアを研二さんに塗られるのは初めてじゃない。
爪切りやネイルファイルを使って爪の長さと形を整えられる。こうすることでネイルの持ちが良くなるらしい。次に甘皮を処理されて、爪の表面を綺麗に磨かれる。まるでネイルサロンでネイリストさんに施術してもらっているみたいだ。
爪の油分を拭き取られ、ベースコートを塗られる。ベースコートを塗った方が綺麗に仕上がるらしい。ベースコートを塗った後、研二さんはテーブルの上に並んだマニキュアを見て訊ねる。
「どの色がいい?」
私は少し考えた後、「水色」と答える。監禁されてからずっと部屋の窓から空を見ていることが多い。そのせいか、空と似た青系やオレンジ系の色が好きになった。