花美哉

20 有馬記念

1956年第一回中山グランプリ
メイヂヒカリが蛯名武五郎を背にキタノオーを3馬身半離して中山グランプリを制した
年を越えて睦月、逝去された日本中央競馬会第2代理事長有馬頼寧さんの競馬会への尽力と貢献を讃えて、有馬記念と名称が変更された

第二回有馬記念 1957年
ハクチカラが保田隆芳を背にオンワードゼアを3馬身抑えて優勝した
有馬記念が駆け始めた

その後ハクチカラは米遠征を敢行してアメリカで17戦1勝
ワシントンバースデーハンデキャップを制した(当時の格付けGⅡ)
日本調教馬の海外競馬初勝利だった
保田隆芳さんはアメリカ遠征でモンキースタイルを習得して日本での普及に大きく貢献した

第三回有馬記念 1958年
前年ハクチカラに後塵を踏んだオンワードゼアの背を八木沢勝美が跨ぎクリペロに4馬身をつけて優勝賞金200万円を手にした

・・・・

2032有馬記念
ダービー・JC・皐月賞・ホープフルS
7戦6勝の最強馬フリクリの回避で菊花賞馬マンマが1番人気となった
天皇賞秋を制した エーラー 4牝
JC2着 ゴルド 5牡
桜花賞馬 ポッコ 3牝
皐月ダービー2着凱旋門5着帰り タッタラー 3牡
JC4着古豪 オッサン 7牡
春競馬の覇者 サラペ 4牡
秋華賞馬 サイダー 3牝
エリザベス女王杯優勝 ツバキ 5牝
札幌記念優勝 秋天4着 グリミ 5牡
秋天2着 マイルCS2着 ミルキー 4牝
前年ダービー馬 クロ 4牡
紫苑S優勝 チャコ 3牝
オールカマー優勝 菊花賞4着 クラッシュ 3牡
新人ツヨチ鞍上 カキメ 3牡

3歳牡馬アゲハ
新馬ダート1000m優勝
1勝クラスダート1200m優勝
交流重賞雲取賞1800m優勝
羽田盃1800m優勝
東京ダービー2000m優勝
ジャパンダートクラシック2000m優勝
チャンピオンズカップ1800m優勝

東京大賞典への参戦から急舵を切った
初芝の有馬記念
5馬身差の圧勝だった
芝砂兼用の王者が誕生した

馬主のオリーブは真夜中のキッチンから一人マティーニで祝杯を挙げた
それから寝室の彼の隙間へ



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