心霊物語 学校の怪談
「あかずの教室」

放課後三年四組の教室で、何人かの生徒が教室に残ってこっくりさんをしていた。

その中の一人の女の子が儀式の途中で指を離してしまった。

他の子が慌てて儀式を終わらせて無事に終わらせることができた。

次の日から、一緒にこっくりさんをやったうちの一人が学校に来なくなってしまった。

原因不明の熱に何日もうなされ、なくなってしまった。

途中で指を離してしまった子だ。

その子が亡くなってから、おかしなことが起こるようになった。

学校に忘れ物を取りに行ったら、女の子が自分の席に座っていたと言い始めた生徒がいた。

そのほかにも、放課後何人かで集まって雑談をしていたら、女の子の笑い声が聞こえた、女の子の前の席に座っていた生徒が肩を叩かれるなどそんなことばかり起こった。

あまりにそんなことばかり起こるので、今の学年を最後にそのクラスが使われることはなくなった。
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