『いいこ』でなんか、いたくなかった

あたしは熱もあって、そのまま寝てしまった。


起きたら昼で、母がおかゆを作ってくれて果物をむいてくれた。


その頃には、朝の不機嫌な母ではなく普段の母に戻っていた。


― あぁよかった。機嫌直ったんだ。 ―


というより、なんで病気したら怒るのかわからなかった。


反対に、母が病気のときは、大袈裟なくらいに心配をしないと怒られた。



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