あなたの心に寄り添いたい 〜この好きという気持ち〜
俺の、告白
俺は、花火があがったら告白する。
空を見上げるすずを横目でチラリと盗み見る。
「わぁ…!」
いきなり、すずが声を出した。
空を見ると、青い花火があがったところだった。
次々と空に花火を咲かせていく。
俺は、ピンク色の花火をみて、すずに伝える。
「俺、すずのことが好きなんだ」
言い終わったとたん、パッとピンク色のハートの花火が咲く。
「え…?」
「俺、好きなんだ。すずのこと」
もう一度、ハッキリ言う。
俺は、たぶんすずも、花火の音すら聞こえなくなった。
「…ありがとう。たぶん、私も歩夢が好きなんだけど…恋愛ってまだよくわからないの。だから、これは恋愛なんだって自覚するまで、待ってほしいな。ごめんね、ワガママ言って。でも、今この瞬間が、1番幸せだと思う」
「うん」
俺の恋の花火、散っちゃったかな。
でもまた__すずが恋愛って自覚してくれて、1番幸せな瞬間を見つければいいよな。
「これからもよろしく」
「こちらこそ」
俺たちは微笑みあった。
空を見上げるすずを横目でチラリと盗み見る。
「わぁ…!」
いきなり、すずが声を出した。
空を見ると、青い花火があがったところだった。
次々と空に花火を咲かせていく。
俺は、ピンク色の花火をみて、すずに伝える。
「俺、すずのことが好きなんだ」
言い終わったとたん、パッとピンク色のハートの花火が咲く。
「え…?」
「俺、好きなんだ。すずのこと」
もう一度、ハッキリ言う。
俺は、たぶんすずも、花火の音すら聞こえなくなった。
「…ありがとう。たぶん、私も歩夢が好きなんだけど…恋愛ってまだよくわからないの。だから、これは恋愛なんだって自覚するまで、待ってほしいな。ごめんね、ワガママ言って。でも、今この瞬間が、1番幸せだと思う」
「うん」
俺の恋の花火、散っちゃったかな。
でもまた__すずが恋愛って自覚してくれて、1番幸せな瞬間を見つければいいよな。
「これからもよろしく」
「こちらこそ」
俺たちは微笑みあった。