花火に思いを込めて
真紘くんは、驚いた顔をしていたが、笑顔で笑ってくれた。

「先越された。俺の方から言うつもりでいたのに」

私は、顔が暑くなるのを感じた。

「俺も友梨が好きだよ」

そう言って、抱きしめてくれた。
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