この恋、最後にします。

















「成宮くん?」













後ろから聞き覚えのある優しい声が聞こえた。



僕は思わず振り返る。



そこには、僕が恋したあの瞬間と、変わらぬ空気に身に纏う、くらげの姿。
















 
< 124 / 142 >

この作品をシェア

pagetop