骨董品店
それからも毎日、飴を舐めてから寝るようになった。

しかし何日かたったある日、また眠れなくなってきた。

「少しぐらい大丈夫だよね…」

私はその日、飴玉を三つ舐めた。

その日から、私が目覚めることはなかった。
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