天才外科医は仮初の妻を手放したくない

結局、この二人は陽斗の意見を取り入れることにしたそうだ。

籍はいれないが、パートナーとして一緒に暮らしながら子育てをしていくそうだ。
必要と思った時には結婚を考える事にするらしい。


今の時代はいろいろな形があるのだと考えさせられるのだった。



その日の夜、私はベッドに入って陽斗さんと話をしていた。


「陽斗さんは、もし他の女性に子供が欲しいから協力して欲しいと言われたらどうします?」


陽斗は突然の質民に驚いたようで、少し目を大きく見開いた。


「俺は、綺麗ごとかも知れないけど、好きな女意外に自分の子供は欲しく無いな。今更だから白状するけど、女関係が乱れていた時でも、自分の子供が出来ないようにしっかり避妊だけは気を付けていたよ。」


「そうなんだ。」


すると、陽斗は急にニヤニヤと悪い笑いをした。


「俺は好きな女性だったら、いくらでも子供が欲しい相談にのるよ…澪が望むなら、何回でも行けるんだけどな。」



「け…結構です。」

陽斗さんに変なスイッチを入れてしまったようだ。
いきなり私を組み敷いた陽斗さんはもう止まらなかったのだ。

陽斗さんの意外な絶倫ぶりには驚かされるのだった。



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