天才外科医は仮初の妻を手放したくない

運命ってとても不思議だと思う。

陽斗が結婚式の日に私を選んでくれなければ、この物語は始まらないのだ。

当然、雫も励人も生まれてくることはなかっただろう。


ほんの少しのボタンの掛け違いで運命は変わるのだ。

私は本当に幸せだ。

こんなにも素敵な陽斗に出会えたのだから・・・。


これから先も、ずっと、ずっと、あなたと生きていきたい。






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