スカイブルーPeace
Side:凜華
喜多村が学校に行ってから暇していると晴人さんが本を持ってきてくれた。
「昨日好きな作者がいるって言ってたから本読むのが好きなのかと思ってね、暇だろうからよかったら読んでみるといい」
「はい!ありがとうございます」
本を読むのは昔から好きだったからありがたかった。しかもどれも読んだことのないものばかり。
本を読んでいる間だけはつらいことも全部忘れられるから好きになったんだ。
「「ただいまー」」
ちょうど本を読み終わったタイミングで喜多村と海渚さんが帰ってきた。
「おかえり」
「おかえりなさいです」
ベットにいても退屈だったので晴人さんに言ってリビングにいさせてもらっている。
帰ってきた喜多村達の手を見ると何か荷物を持っていた。
「それ、なんですか?」
「ん?あーこれ?凜華ちゃんの荷物だよー」
「え?私の?」
でも私の荷物は家に全部おいてきた。ってことは…………
「もしかして家に行ったんですか?」
「うん!ごめんね、学校のものとかないと困ると思って凜華ちゃんの服にカギ入ってたからそれ持って行っていったんだ。」
「そうだったんですね、すみません。私なんかのために…………」
「私なんかじゃない、凜華だからこうやって動くんだ。気にすんな」
「そうそう!それにすみませんよりもありがとうのほうが嬉しいな!」
「あ、確かにそうですよね。ありがとうございます!」
咲良にも前に同じこと言われたな……ほんとに私の周りにはやさしいひとばっかりだ。
こんないい人たちに囲まれて私はほんとに幸せ者だな。
喜多村が学校に行ってから暇していると晴人さんが本を持ってきてくれた。
「昨日好きな作者がいるって言ってたから本読むのが好きなのかと思ってね、暇だろうからよかったら読んでみるといい」
「はい!ありがとうございます」
本を読むのは昔から好きだったからありがたかった。しかもどれも読んだことのないものばかり。
本を読んでいる間だけはつらいことも全部忘れられるから好きになったんだ。
「「ただいまー」」
ちょうど本を読み終わったタイミングで喜多村と海渚さんが帰ってきた。
「おかえり」
「おかえりなさいです」
ベットにいても退屈だったので晴人さんに言ってリビングにいさせてもらっている。
帰ってきた喜多村達の手を見ると何か荷物を持っていた。
「それ、なんですか?」
「ん?あーこれ?凜華ちゃんの荷物だよー」
「え?私の?」
でも私の荷物は家に全部おいてきた。ってことは…………
「もしかして家に行ったんですか?」
「うん!ごめんね、学校のものとかないと困ると思って凜華ちゃんの服にカギ入ってたからそれ持って行っていったんだ。」
「そうだったんですね、すみません。私なんかのために…………」
「私なんかじゃない、凜華だからこうやって動くんだ。気にすんな」
「そうそう!それにすみませんよりもありがとうのほうが嬉しいな!」
「あ、確かにそうですよね。ありがとうございます!」
咲良にも前に同じこと言われたな……ほんとに私の周りにはやさしいひとばっかりだ。
こんないい人たちに囲まれて私はほんとに幸せ者だな。