天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
家に帰って、お風呂を済ませると2人で簡単なうどんを作って食べた。

食べ終わってソファでホッと一息つくと、

「華奈おいで。今後の事少し話をしよう」

『はい。』

「華奈の今の現状として、PTSDがまだ完全に治ってないから引き続き、病院で治療していこう。ここまではいいかな？」

『はい。わかりました』

「それから、症状が落ち着くまではどこでパニックになるかわからないし、俺もずっとそばには居てあげれないし、仕事上家を空けることの方が多いと思う。
インターホンは出なくていいし、仕事の行き帰りは一度ご夫婦に相談してみて付き添ってくれるよう言ってみたほうがいいとおもう。なるべく1人にならないで欲しい。」


『わかりました。明日また職場に連絡してみますね』

「あぁ。今日はもう遅いし寝ようか。」


2人は寝室は向かった。

今日から一緒のベットで寝るのか
どうしようどうしよう
華奈は緊張していた


「おいで。大丈夫だよ。すぐ取って食ったりしないし、華奈の気持ちに整理するまで待ってるから。
せめてそばで一緒に寝させて」


そう言って、2人は眠りについた。




< 21 / 55 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop